小児かかりつけ制度

『小児かかりつけ制度』とは?

小児かかりつけ制度(小児かかりつけ診療料制度)とは、こども一人ひとりの成長や健康状態の管理から、予防接種、子育てのサポートまで行う身近なかかりつけ医を、各ご家庭で持ちましょうという国の制度です。
池上オハナ小児科では、厚生労働省から認可を受けて、『小児かかりつけ制度』を導入しました。

小児かかりつけ制度で受けられるサポート内容

  1. 急な体調不良や病気・ケガの診療に対応しています
  2. 慢性疾患(花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎など)の診察と管理
  3. こどもの発達に合わせて、栄養指導や健康相談を随時おこなっています
  4. 予防接種の接種歴や健診の受診歴を管理してスケジュールをご案内しています
  5. 必要に応じて専門の医療機関を紹介しています

上記は、小児かかりつけ医の登録をしていなくても行っています。登録していただいた場合、原則常時電話等による問い合わせに対応しています。また、より長期的かつ継続的な健康管理を提供できます。

小児科専門医のいるクリニックで登録しましょう

小児かかりつけ制度は、登録できる小児科は一つに限られます。登録の際は、小児科専門医のいるクリニックを選ぶことをお勧めします。
小児科専門医とは、一定の経験と研鑽を積んだ小児科医が日本小児科学会から認定を受けた医師のことです。
この資格は5年ごとに更新・審査があり、合格しなければ専門医の資格が無くなります。
当院の院長は、小児科専門医と公認心理師の資格を持ち、子供の「こころ」と「からだ」両方の健康をサポートしています。年齢や成長発育、精神状態にあわせた診察や治療法をご案内しております。

『小児かかりつけ制度』登録の手順

当院で予防接種や健診などを含めた受診歴が4回以上あり、6歳未満のお子さまであれば、どなたでも登録が可能です。受診歴が4回未満の場合は、仮登録を行うことができます。
一度、この制度に登録をしていただければ、就学までサポートが受けられます。
登録の際は、「小児かかりつけ制度」の同意書へご署名をいただきます。登録にかかる費用はありません。

6歳以上のお子さまへ

6歳以上のお子さまは、この制度に登録することはできませんが、今まで通り病気やけがの診療や予防接種・健診管理・発達相談など、かかりつけ医として対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

当院で小児かかりつけ制度を登録されたお子さまへ

虫歯や骨折といった明確な専門外を除いて、急な体調不良だけではなく、慢性的な喘息やアレルギー症状などの際も、まずは池上オハナ小児科を受診してください。
当院では、登録されたお子さまの健康状態をしっかりと管理していくうえで重要であると考えております。受診は強制ではありませんが、ご協力いただくようお願い致します。

他院を受診された場合

小児かかりつけ制度は、登録できるのは1つの病院と決まっていますが、他院を受診することは可能です。
当院で小児かかりつけ制度に登録されたお子さんが他院を受診された場合は、その旨お伝えください。また、処方されたお薬を確認するため、お薬手帳をお持ちください。

よくある質問

誰でも登録できるのでしょうか?

6歳未満で当院の受診歴があるお子さまであれば、どなたでも登録が可能です。受診歴がないお子さまは、仮登録を行うことができます。また、6歳以上のお子さまはかかりつけ医として診療や予防接種などに対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

この制度に登録することで生じるデメリットはありますか?

デメリットは特にありません。小児かかりつけ制度は、診療報酬明細書の記載が変更となりますが、特別な支払いなどはなく窓口でのお支払いも今までと変わりません。

予防接種だけほかの病院でおこなうことはできますか?

ほかの病院で予防接種を受けることは可能です。他院で予防接種を受けられる場合、接種履歴の管理が不明確なため、かかりつけ登録をお断りさせていただく場合がありますが、かかりつけ医として引き続き診療や検査は受けられます。

夜間や休日の対応について教えてください

登録していただくと、原則常時電話等による問い合わせが可能になります。 *ただし、当院診療日の7時から19時(土日は8時から13時)以外は、常時救急診療を行っている連携医療機関や#8000の小児救急電話相談へのご連絡をご案内しております。なぜなら、やはり個人のクリニックでは人員的に対応に限界があるため、また、ご相談の上診察が必要となった場合、そうしていただいた方がお手間がかからず、かつ診察までがスムースであると考えられるためです。

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