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発熱時の対応③

熱がどれくらい続くのか、どのような動きをするのか、

気になりますよね。

 

子供の場合、発熱は3日くらい続くと思ったほうが良いです。

3日、というのが生体反応として必要な日数なのです。

なので、お仕事のお休み、他に面倒を見てくれる人の手配などそれを目安にやっておくと良

いでしょう。

もちろん1日で下がってくれることもありますが。

 

よく発熱が3日以上続いたらまた受診して、と言われると思いますが、

前述の生体反応を超えて、普通の風邪の経過ではない可能性があるからです。

やはりこの場合は受診したほうが良いでしょう。

もちろんただの風邪が長引くことはあります。

特にアデノウイルスなどは長引くことがあります。

長引いても、新しい症状が出るとか、全体的なコンディションが下がるとかがなければ、

あまり心配しないで良いと思います。

 

発熱の動きは様々ですが、

風邪での発熱は、午前中に低め、午後から夜にかけて上がるのが基本的な傾向です。

朝平熱ではないけど37前半だからと園に連れて行ったら、午後にお呼び出し、というの

はご経験の方もいらっしゃるでしょう。

夜に38を超えなくなって、翌朝平熱ならほぼ間違いなく治ゆ、で良いと思います。

特定の感染症以外は、熱さえ下がれば通園・通学はOKです。

 

今はコロナの影響でやたら検温してますが、本来は各食前と眠前くらいで良いはずです。

食後、入浴後、帰宅後、運動後、子供の場合大泣き後などは体温高めになってしまうので避

けましょう。

 

寝た後は、熱中症を気をつけなければいけない気候でなければ、

そのまま計らなくて大丈夫です。

どうしても気になるなら、おでこや耳で測って、睡眠の邪魔にならないようにしてあげてく

ださい。

 

最後に、解熱剤について。

解熱剤は、結局良いも悪いも明確なエビデンスは得られにくいでしょうね。

でもやはり、少なくとも、解熱剤は使用する「必要は」ないと思います。

早く治す、重症化を抑えるような作用はないでしょう。

 

熱があるときは、とにかくストレスを減らすことをしたほうが良くて、

解熱剤を使用するのはわざわざストレスを与えているようなものだと思います。

大人で言えば、どうしても無理に働かなければいけない時など、

子供で言えば、どうしても寝付けない時など、

仕方なく使用する、くらいのものだと思います。

熱があっても休める状況の人は、そのまま何もしない、がベストでしょう。

 

小児科では入院患者に解熱剤を使用することはまずないです(少なくとも自分が勤めていた

病院では)。

でも、逆に成人はバンバン使うんですよね。熱は下げるもの、みたいに。

あれ、なんででしょうね?

 

解熱・鎮痛剤なので、

痛みを抑えるという意味では有用だと思います。

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